記事に目次を挿入すれば、読者に記事の全体像を理解してもらいやすくなります。欲しい情報があるか判断する手助けとなり、読者にとって使いやすいサイトと認識してもらえます。
この記事では、目次を挿入できるおすすめのWordPressプラグインを紹介します。
WordPressで目次プラグインを使うメリット
目次プラグインを使う主なメリットは
- 専門的な知識がなくても見栄えの良い目次を簡単に作れる
- WordPressサイト全体に自動的に目次を挿入できる
です。
目次はHTMLとCSSを扱うことができれば、手動で記事ごとに挿入することができます。しかしわざわざ勉強したくないという方が大半でしょう。
プラグインを利用すれば、目次の階層数や表示されるカテゴリーなどを設定画面で一括設定が行えます。
またWordPressサイトの記事数が多くなってくると、目次の管理が大変になります。特にブログなど記事数が多くなる傾向にあるサイトでは手動での挿入ではなく、プラグインを利用して自動挿入することをおすすめします。
※WordPressテーマによっては、テーマの機能として目次の挿入機能を提供している場合があります。テーマで目次の挿入機能を提供している場合、デザインや機能をプラグインと比較して、気に入った方を利用するといいでしょう。
おすすめの目次プラグイン
当サイトでおすすめする目次プラグインは以下の8つです。
- All in One SEO
- LuckyWP Table Of Contents
- Easy Table OF Contents
- SimpleTOC
- Table Of Contents Plus
- Joli Table Of Contents
- Rich Table Of Contents
- Heroic Table Of Contens
プラグインごとに機能や特徴を解説していきます。
All in One SEO(AIOSEO)
AIOSEOとも呼ばれるこのプラグインは、SEO対策としておすすめされることが多いWordPressプラグインです。
AIOSEOはブロックエディターを利用して簡単に目次を挿入することができます。目次は記事にあるh1〜h6に沿って作成され、表示しない設定や並べ替えなど自由度が高い点が特徴です。
SEO対策としてすでにAIOSEOを利用されている方は、目次機能を試してみてください。
LuckyWP Table Of Contents
当サイトでも利用している目次プラグインです。
目次の配置場所や階層数など、変更したい設定項目がほぼ網羅されています。項目が多すぎず、初めての方でも設定を行いやすいです。
使いやすい目次プラグインですが、最近2年更新がないため、不具合が発生した場合に別のプラグインへ変更する予定です。
Easy Table Of Contents
この目次プラグインは記事執筆時点で40万ダウンロード越えの人気の目次プラグインです。
ブロックエディターだけでなく、クラシックエディターにも対応しており、海外で人気のWordPressテーマとも広く互換性があります。
見出しレベルによる自動生成機能はもちろん、投稿タイプごとの設定も可能です。
目次機能のみを追加したい場合に第一候補となるおすすめのプラグインです。
SimpleTOC
この目次プラグインは名前にシンプルとあるようにとにかくシンプルな設計をしています。
多くの設定を提供しておらず、表示する見出しレベルの範囲などの必要最低限のみ設定できる項目を提供しています。
わずらわしい設定が嫌いな方やとにかくシンプルなことが好きな方におすすめです。
Table Of Contents Plus
このプラグインはショートコードで目次を挿入できます。またサイドバーに目次を追加することができます。
ショートコードを利用して目次を挿入するため、基本的にはクラシックエディターを利用している方におすすめです。
設定できる項目も多く用意されているため、設定で困ることは少ないはずです。
Joli Table Of Contents
この目次プラグインはJQueryを使用していない軽快な動作が魅力です。
レスポンシブ機能も搭載しており、デバイスごとにデザインを気にする必要はありません。
カスタマイズできる設定も多く、開発者に向けてフックも用意されています。
設定できる項目の多さから、おしゃれな目次にしたい方におすすめです。
Heroic Table Of Contents
この目次プラグインは4つのプリスタイルが用意されており、SEOフレンドリーな目次を生成します。
目次を隠す機能や生成された目次の書き換えなど、必要な機能もそろっています。
比較的シンプルな見た目の目次が好みの方におすすめです。
Rich Table Of Contents
この目次プラグインは、日本のブロガーに人気があるJINを制作したひつじさんが提供しています。
個別の設定などの使い勝手は高いですが、レビューにて表示されないといった報告が多くあります。
ひつじさんが作成したテーマである「JIN」を使っているのであれば、有料候補となります。それ以外のテーマでは、互換性やバグの多さといった点が考えて、他の目次プラグインを利用する方がいいでしょう。
どの目次プラグインが一番おすすめ?
WordPressサイトで管理するプラグインの数を減らしたいのであれば、SEO対策と両立できるAIOSEOです。
ブログなどの記事数が多いサイトで自動挿入機能を利用したいのであれば、「Easy Table of Contents」もしくは「LuckyWP Table of Contents」がおすすめです。
迷った方は世界中で利用者の多い「Easy Table of Contents」を選ぶことをおすすめします。