WordPressはなぜ無料で使える?タダで使える理由を解説

WordPressが無料で使える理由

WordPressが無料で使えるのは、オープンソースのソフトウェアだからです。

オープンソースとは、ソフトウェアを構成するプログラムコードを一般公開し、無償で利用できるようにすることです。

オープンソースのソフトウェアの利用制限はなく、誰でも自由に使えることができます。

オープンソースにするメリットは?

有志によって、機能追加・改良を無償で行ってもらえることです。

2003年に最初のバージョンが一般公開され、現在はバージョン5.8であり、18年にわたってバージョンアップが行われています。

2つのWordPress

WordPressをオープンソースにするメリットは、実はもう一つあります。

メリットについて詳しく説明する前に、WordPressにはWordPress.orgとWordPress.comの2種類があることを説明しなければいけません。

WordPressには、自身でサーバーを用意するWordPress.orgとサーバーを提供してもらえるWordPress.comがあります。

WordPress.comは無料のブログプラットフォームであり、WordPressを元にサービスが提供されています。

WordPressを提供しているのは、Automatticという会社です。

WordPress.comではオープンソースとして公開しているWordPressを利用しているので、自身の会社の他にも有志たちによってアップデートが行われるので、負担が少なくなります。

WordPress.comは基本的な利用は無料でできますが、広告の非表示や特定の機能の利用にはお金を支払ってアップグレードする必要があります。

このようにしてWordPressはビジネスとして成り立っているわけです。

WordPressの著作権は放棄されていない

オープンソースの特徴として著作権は必ずしも放棄する訳ではないことがあります。

WordPressも著作権は放棄していません。

そして、GPLライセンスの元、自由に利用・改変などすることが認められています。

著作権を放棄していないということは、WordPressを利用したソフトウェアを開発する場合、一からあなたが作成したと言えないということです。

またWordPressはGPLライセンスで配布されているので、GPLライセンスの特徴として、その再配布物も同じくGPLライセンスでなければいけないという特徴があります。

つまりWordPressを改良し、新たなソフトウェアを作ったとしても、無料で自由に使えるように配布する必要があるということです。

ビジネス目的ならWordPressサイトの運用には費用が必要

WordPressはソフトウェアとしては無料でダウンロードができ、利用もできます。

しかし、ウェブ上に公開するのであれば、WordPressをインストールするためのサーバーが必要となります。

公開するウェブサイトに広告がつくのであれば無料のサーバーがありますが、広告がつかないビジネス向けのサーバーであれば月額数百円からの費用がかかります。

またWordPressを利用したビジネスとして、有料テーマや有料プラグインがあります。

もし有料テーマや有料プラグインを利用したい場合、サーバー費用に加えて費用が必要となります。

詳しい費用が知りたい場合は、WordPressサイトは無料で開設可能!費用・コストについて解説の記事をご覧ください。

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