WooCommerceの設定方法と使い方を解説

WordPressプラグインのWooCommerceの設定方法と使い方を解説していきます。

この記事の対象読者
WooCommerceを使って、WordPressでECサイトを作ろうとしている方
この記事でわかること
・WooCommerceの初期設定
・WooCommerceで商品を追加する手順

WooCommerceのインストール

WooCommerceはWordPressプラグインディレクトリに登録されているプラグインです。

そのため、無料でWordPress管理画面からWooCommerceをインストールすることができます。

プラグインのインストールと有効化

WordPress管理画面のメニューより、「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。

そして、キーワード検索で「WooCommerce」と入力してください。

結果から「WooCommerce」を探して、「インストール」ボタンをクリックしてください。

インストール完了後、有効化を忘れずに行ってください。

これでWooCommerceを利用する準備ができました。

WooCommerceの初期設定

WooCommerceを有効化すると、設定ウィザードが起動します。

設定ウィザード
設定ウィザード

基本的な設定は、このチュートリアルで完了します。もちろん、設定ウィザード後に設定の変更も可能です。

初めてWooCommerceを使うという方は、ひとまず設定ウィザードを行っておきましょう。

チェック
次のポップアップは、設定に関係ありません。チェックを入れずに「次へ」ボタンをクリックしましょう。

ショップの設定

ショップの基本情報となる項目を設定します。

設定する項目には、次のものがあります。

  • 住所
  • 通貨
  • 取り扱い商品

取り扱い商品では、次の3種類が選べます。

  1. 物理的商品
  2. デジタル商品
  3. 物理的商品とデジタル商品の両方

支払い

ECサイトで利用する支払い方法を設定します。

利用できる支払い方法には、次の3種類があります。

  1. stripe
  2. paypal
  3. オフライン支払い

オフライン支払いには、次の項目が準備されています。

  • 小切手支払い
  • 銀行振込(BACS)支払い
  • 代金引換
チェック
1つだけでなく、複数の決済方法を選択できます。「stripe」「paypal」を選択した際には、それに対応するプラグインがインストールされます。

送料

物理的商品を配送する際の送料を設定します。

ここでは、国とその他の地域の送料を別々に設定できます。

送料は、一律料金と無料の設定を選べます。

一律料金を選んだ場合は、送料となる数値を入力します。

チェック
送料を決める基準となる重さと長さの単位もここで指定します。

おすすめ

WooCommerceを利用する上で、おすすめの無料テーマと無料プラグインを利用するかどうか選択します。

利用するかどうか決める項目は次の3つです。

  1. StoreFrontテーマ
  2. Mailchimp
  3. Facebook

初めて、WordPressでECサイトを作るという方は全て選んでおくことをおすすめします。

有効化

ECサイトをJetpackと連携するかどうかを決めます。

Jetpackと連携するメリットには主に次のものがあります。

  • セキュリティの向上
  • アクセス数の解析
  • サイトの監視機能
  • ソーシャルメディアの活用

初めて、WordPressでECサイトを作るという方は、Jetpackと連携することをおすすめします。

連携するには、「Jetpackと連携」ボタンをクリックします。

連携画面へと切り替わります。まだアカウントを持っていない方は、アカウントを作成しましょう。

アカウントの作成は「メールアドレス」「ユーザー名」「パスワード」を入力するだけです。

連携が完了すると、上記のような画面が表示されます。「サイトへ戻る」をクリックして、設定を続けましょう。

準備完了!

これでWooCommerceでECサイトを開設する準備ができました。

続いて、販売したい商品を追加していきます。

WooCommerceの使い方

WooCommerceの次の使い方を解説していきます。

  • 商品ページの追加方法
注意
WordPressでECサイトを運営される方は、SSL対応(HTTPS化)を必ず行っておきましょう。
SSL対応を行なっていない時に表示される警告(例)

商品ページの追加

商品ページの追加を行うと、次のような商品個別のページを作成できます。

WooCommerceで商品ページを追加するための項目は以下のものがあります。

  • 商品名
  • 商品説明
  • 商品タイプ
  • 仮想商品
  • ダウンロード商品
  • 価格
  • 商品の簡単な説明
  • 商品画像
  • 商品タグ
  • 商品カテゴリー

初めて、商品追加を行う際にはポップアップによる指示が表示されます。

その指示に合わせて、商品追加を行ってみましょう。

商品名

商品名を入力します。

商品説明

商品説明を入力します。

商品タイプ

商品タイプを入力します。

仮想商品

仮想商品であるかどうか選択します。

仮想商品である場合にはチェックを入れ、仮想商品でない場合はチェックを外します。

ダウンロード商品

販売する商品に、ダウンロード商品が付属するか選択します。

ダウンロード商品が付属する場合にはチェックを入れ、ダウンロード商品が付属しない場合はチェックを外します。

価格

販売する商品の価格を入力します。

商品の簡単な説明

商品の簡単な説明を入力します。

商品画像

商品画像を選択します。

商品画像のアップロードもここで行えます。

商品画像を選択し、「商品画像の登録」ボタンをクリックします。

これで商品画像が登録されました。

商品タグ

商品タグを設定します。

チェック
商品タグを事前に登録することも可能です。事前に登録しておきたい場合は、メニューの「商品→タグ」から登録しましょう。登録したいタグが複数ある場合は、メニューのタグページから登録した方が便利です。

商品カテゴリー

商品カテゴリーを選択します。

商品ページで商品カテゴリーを追加することが可能です。

「カテゴリーを追加」をクリックし、登録したい商品カテゴリーを入力します。

チェック
商品カテゴリーを事前に登録することも可能です。事前に登録しておきたい場合は、メニューの「商品→カテゴリー」から登録しましょう。登録したいカテゴリーが複数ある場合は、メニューのカテゴリーページから登録した方が便利です。

商品の公開

上記の項目を入力を終えたら、商品を公開しましょう。

公開した商品はいつでも商品ページで編集が可能です。

商品ページを閲覧すると上記のようなページになります。

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