WordPressには、デフォルトのままではPDFを埋め込み表示する機能がありません。しかし、プラグインを使えばそれらの機能は簡単に追加できます。
この記事では、WordPressでPDFを埋め込み表示するための方法を解説します。
WordPressでPDFを埋め込み表示するための手順
WordPressでPDFの埋め込み表示は次の手順で行います。
- PDFファイルをアップロードする
- PDF埋め込み表示用のプラグインをインストール・有効化する
- プラグインを使用して投稿・固定ページにPDFを埋め込む
PDF埋め込み表示用のプラグインは、PDF Embedderを使用します。このプラグインは現在、有効インストール数が10万以上あるPDFの埋め込み表示によく使用されるプラグインになります。
PDFの埋め込み表示を行うには、たくさんのプラグインがあります。それぞれ持つ特徴がありますので、好みに合わせてプラグインを選んでみてください。
関連記事:【2018年版】WordPressのおすすめPDFプラグイン
WordPressでPDFファイルをアップロードする
まずPDFファイルをアップロードを行います。アップロードは、メディアの新規追加・記事編集画面どちらからでも大丈夫です。
今回は、メディアの新規追加メニューからPDFのアップロードを行います。
WordPress管理画面より、メディア ≫ 新規追加をクリックしてください。
そして、埋め込み表示をしたいPDFをアップロードしてください。
PDFのアップロードが完了すると、下にアップロードされたPDFファイルが表示されます。アイコンが見慣れないものになりますが、これが正常です。PDFファイルが壊れているわけではありません。
もし、PDFのアップロードができない場合は、WordPressでPDFがアップロードできない場合の原因と対処法の記事を参考にしてください。
続いてPDFの埋め込み表示を行います。
WordPressでPDFを埋め込み表示する
PDFの埋め込み表示を行います。PDFの埋め込み表示を行いたい記事編集画面を開きます。
PDF Embedderでは、「メディア追加」ボタンからPDFを挿入するとそのままショートコードが埋め込まれます。
埋め込み表示を行いたいPDFを選択し、挿入します。
するとショートコードが表示されます。これでPDFが埋め込み表示できるようになりました。
実際にプレビューもしくは公開して記事を見てみると、PDFが埋め込み表示されれているのが確認できます。
まとめ
WordPressではPDFの埋め込み表示機能はインストール時の状態ではありませんが、プラグインで簡単に実現できます。
プラグインを使えば、埋め込み表示の他にも記事内容の出力などができるようになります。
埋め込み表示でも本のようにめくれるプラグインなどがあります。次の記事でPDFのおすすめプラグインを紹介していますので、参考にしてみてください。